こんにちは、朝型旅人です。
この記事では、「世界遺産検定」の各級の難易度、勉強時間など分かりやすく解説します。
私自身、世界遺産検定1級を保持しており、
自分が資格を取得した経験も踏まえて説明していきます。
世界遺産検定とると何かメリットあんの?

資格始める人で動機を探している方、いると思います。
私が受験した理由は「話のネタになるから」。これが一番でした。
結果的にこうしてブログ活動しているんで、十分話のネタになってくれてますね。
世界遺産って言葉は知ってるけど、何が魅力的なのかは分からない。そんな人はかなり多いんですよ。そういう人との話題が無限に増えました。
あとは純粋に旅行が楽しくなりますね。
なんか旅先の裏設定を知っているみたいで面白いですよ。
旅行好きはぜひもんで受けてもらいたい資格です。
あと、自分に個性が無いと思っている方にこそ、受験してもらいたいですかね。
世界遺産ってみんな知っているし、みんな知らないんですよ。
こんなちょうどいい話題はそうないですよ。
世界遺産検定とは
そもそも世界遺産検定とは世界遺産アカデミーが2006年に始めた資格試験です。
「世界遺産を通じて地球と人類の未来を考える」ための知識の普及が目的。
受験者数は2024年度までの累計で40万人以上。
難易度にもよりますが、「資格云々より観光をより楽しみたい方が気楽に始められるテスト」
みたいなイメージですかね。
各級の特徴、難易度・必要勉強時間(体感)
これからは自分が受けた印象を踏まえて各級の特徴、難易度などをまとめていきます。
はじめに、私は高校生のときに世界史を選択してて、遺産とか、歴史とかには少し明るかったです。参考としてご覧ください。
4級 | 3級 | 2級 | 準1級 | 1級 | マスター | |
範囲 | 日26件 + 世35件 | 日26件 + 世100件 | 日26件 + 世300件 | 日26件 + 世700件 | 世界遺産 全件 | 世界遺産 全件 |
難易度 | 未受験 | 簡単 | 簡単 | 未受験 | 難しい | 未受験 |
勉強時間 | ほぼ0 | 3日 | 半年 | |||
コメント | やらなくていいと思う | 旅好きならできる | 世界史好きならいける | 当時は なかった | 頑張った | 一級で満足しました |
準1級はなかったので分かりませんが2級と1級の差はえげつなかったです。
自分は3,2級をCBT方式(テストセンターで受験するシステム)で受験しました。
2つの級を取得するのは2週間くらいで終わりましたね。
でも、1級は次元が違いましたね。世界遺産全件はやっぱり難しい。
1級合格までには約半年ほどかかりました。
さらっと全件って書きましたが、これ実は恐ろしいんですよ。
年々、世界遺産は増えていきます。
時間が経つごとに、試験範囲が無限に広がっていくってことですよ。
はやく始めるに越したことはないですね。
さらにその1級よりもおっかないのがマイスター。
1級まではマークシート式なのにマイスターは記述式です。
しかも1級合格者しか受験できないのにマイスターの合格率は50%以下。
…ちょっと名前がねぇ笑。自分は受験しませんでした。
おすすめ勉強法
私が実際に行った勉強法を紹介しますね。
- 友達を巻き込む
- 世界遺産概要を丸暗記
- ノートにひたすら書き出す
- 世界遺産委員会の動向をチェック
- 参考書の順番に覚える
- 各エリアごとに締め切りを設ける
特に有用だった「参考書の順に覚える」、「各エリアごとに締め切りを設ける」について説明しますね。ついでに「友達巻き込む」も紹介しときます。
公式テキストの順に覚える
これは必須だと思います。4級とは3級とかは自分の好きな遺産から覚えるでも良いと思うんですが、結局は順番通りに覚えるのが一番。
理由は似ている遺産をまとめて覚えることができるから。
単語を覚える時に場所で覚えちゃう方っていませんか。
私はそうなんです。
あ~あの、右下に載ってる、〇〇の下のやつ~!
あれでしょ、写真ついているページのキーワードが3つあるやつ!
こんな具合で。
そういうときに順番通りに覚えていれば記憶を引っ張りやすいです。
各エリアごとに締め切りを設ける
これも必須です。まぁ必須のものしか載せていないから当然なんですけどね笑。
公式テキストってアジア、アフリカみたいに大陸ごとにページが割り振られているんですよ。
この大陸は今週中に終わらせるって締め切りを設けるんです。
これ、何が良いって一旦全部の遺産に目を通すことができるんですよ。一旦。
自分も陥ったんですけど、中国とヨーロッパエリアがすんごく覚えにくいんですよ!
中国は漢字多すぎ(しかも読めない)、
ヨーロッパは全ての単語が長い。
私はこの2ジャンルは苦手でした。
逆に、アフリカとかオセアニアとかはスイスイ覚えることができました。
中国、ヨーロッパに固執してたら絶対にアフリカ、オセアニアまで間に合わなかった。
全部の遺産に目を通すことができる。これが理由ですね。
継続的に勉強するしかなくなりますしね笑。
友達を巻き込む
正直これをしていなかったら私は1級まで集中持たなかったと思います。
私は大学在学中に資格取得したのですが、高校のとき世界史を受験していたっていう友達を「一緒に勉強しようぜ!」って言って巻き込みました笑。
んで、空きコマの時とかで集まって勉強していましたね。
まぁ勉強って言っても、問題出し合って分からなかったら煽るってものでしたが笑。
モチベ維持って観点では友達召喚は効率が良いです。
まとめ
世界遺産検定は、ただの知識試験ではありません。
- 世界遺産検定をきっかけに「話のネタ」が増える
- 旅行をもっと楽しめるようになる
- 資格取得すると特典があるところも
そんな資格です。
「何かやってみたいけど、何から始めればいいか分からない」
そういう人こそ、気楽に始めちゃっていいと思いますよ!
私のように、気づいたらブログを書いていたり、
旅のテーマが変わっていたりするかもしれませんしね。
最後に余談ですが、私は日本遺産検定の記事も執筆しているので、
暇だったら見てやってください。(こちらから)
ここまでご覧いただきありがとうございました。またおいでくだされ。