日本遺産検定3級|実践模擬問題【問題】

にほけん

日本遺産検定対策
こんにちは、朝型旅人です。

この記事では、日本遺産検定3級を受けようと思っている方へ向けて、
独自の模擬問題を35問出題しています。

一緒に勉強がんばりましょー!!!

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3級・合格対策編
3級・基本問題編
3級・応用問題編

日本遺産検定3級の実践問題をPDFで解きたい方は、こちらでダウンロードできます。

日本遺産検定3級模擬【実践問題】_問題

問題【全35問】

今回の模擬は、本番を想定して35問を30分で解いてみてください。
今回の正答数が21問以上なら合格圏内です。

各設問の詳しい解説は 別記事(解答解説編) にまとめています
問題を解き終えたら、記事下部のリンクからご覧ください。

Q1.出雲には「天日隅宮(あめのひすみのみや)」(出雲大社)と「日沉宮(ひしずみのみや)」(日御碕神社)が祀られています。「天日隅宮」は稲佐の浜(薗の長浜)に、「日沉宮」は日御碕にそれぞれありますが、どちらも夕日にちなんだ神社という点で共通しています。出雲は古来より「日が沈む海の彼方の異界につながる地」として認識されていたこともあり、夕刻に対して格別な思い入れがあります。この思い入れは、「こんにちは」と「こんばんは」を結ぶ出雲ならではの挨拶からも垣間見えます。その挨拶は何でしょうか?

a.おいでんさい
b.おひさまさあ
c.ばんじまして

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c.ばんじまして

Q2.天然の防波堤として使われた「かもめ島」があることで知られる江差には、ハネダシと呼ばれる蔵がいまも残されています。旅行家、地理学者である古川古松軒(ふるかわこしょうけん)が、「江差のまち並みは端しまでも貧家がなく、浜辺にも蔵が建ち並んでいる。江戸を出てから建物・人物・言語など江差ほど良い場所はない」と残したほどの江差は、何の漁によって繁栄したでしょうか?

a.ニシン
b.マグロ
c.サンマ

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a.ニシン

Q3.「ドッコイショ」が転化したものともいわれる「デカンショ」は、江戸時代の盆踊り唄を起源としてデカンショ節として歌い継がれています。兵庫県丹波篠山(たんばささやま)のデカンショ節は2025年12月時点で何番以上まであるでしょうか?

a.100
b.200
c.300

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c.300

Q4.源頼朝によって幕府が開いてから、鎌倉は発展しました。江戸時代以降も、その知名度や気候の良さから別荘地としての人気が高まりましたが、特にこの地を別荘地として住み、文芸活動を行った人々のことを何と呼ぶでしょうか?

a.鎌倉文士
b.鎌倉御家人
c.湘南詩人

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a.鎌倉文士

Q5.富山県高岡は、穀倉地帯を備え、港も持っていたことから「○○」と呼ばれた。○に入る語句は何か。

a.加賀藩の客間
b.加賀藩の奥の間
c.加賀藩の台所

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c.加賀藩の台所

Q6.2025年現在、東京で唯一の日本遺産である高尾山が位置する八王子市は、かつて絹産業に注力し、甲州道中最大の宿場町となりました。この繁栄により、八王子は何と称されたでしょうか?

a.絹都
b.甲州都
c.桑都

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c.桑都

Q7.近世のはじめに領主がその地を去ったため、近世の城下町として再開発されることなく、中世日本の景観を今に残しているまちはどこでしょうか?

a.山口県萩市
b.島根県益田市
c.鳥取県倉吉市

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b.島根県益田市

Q8.初代は天照大神の御杖代であった豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)である、人と神との架け橋として、神へ祈りを捧げる未婚女性のことを何と呼ぶでしょうか?

a.巫女
b.斎王
c.法王

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b.斎王

Q9.大山詣り(おおやままいり)は大山寺に祀られる「不動明王」と大山山頂に祀られる「石尊大権現」の霊験を広めることから始まったもので、参詣に際して太刀を奉納するという他に類を見ない参拝でした。この参拝を何というでしょうか?

a.登拝
b.庶民参拝
c.貴族参拝

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b.庶民参拝

Q10.「絞り」とは古代から伝わる染色の技法で、その絞り染めは将軍に献上される高級品として丁寧に扱われてきました。その絞り技法を世界で一番有しているまちは愛知県のどこでしょうか?

a.名古屋
b.西陣
c.有松

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c.有松

Q11.広島県にある尾道は、瀬戸内海随一の良港を有していたこともあって、人や財などが集中していました。限られた空間に数多の寺社、住宅があることからも尾道は狭小空間に展開する巨大石造物だとも言えます。この尾道の繁栄を支えた尾道水道は、何と呼ばれているでしょうか?

a.海の川
b.潮の川
c.川の海

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a.海の川

Q12.約4000年前に島根県大田市の三瓶山で起こった噴火は縄文時代の木々を埋没させ、当時の姿を現代に残しました。約1500万年前に起きた海底火山の噴火では、大田の地に緑の岩(凝灰岩)の地層をもたらし、豊かな鉱物資源を残しました。この地層のことを何と呼ぶでしょうか?

a.グリーンロック
b.グリーンタフ
c.グリーンベース

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b.グリーンタフ

Q13.塩田平にある北向観音堂は、善光寺と「両参り」するとご利益が増すとされています。また、ここの境内の手水はある温泉が使われています。それはどこの温泉でしょうか?

a.別所温泉
b.野沢温泉
c.渋温泉

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a.別所温泉

Q14.長野県千曲市は月にゆかりのある場所です。棄老物語の舞台でもあり、月にまつわるたくさんの歌碑、句碑が建てられています。また、この地では大小さまざまな棚田に月が映りこむ景色が見られますが、この光景は何と呼ばれているでしょうか?

a.月夜棚田
b.田毎の月
c.鏡月の月

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b.田毎の月

Q15.明治維新の後、日本最大の養蚕群を建設した松ヶ丘開墾場は「ジャパンシルク源流の地」とも呼ばれています。ここは養蚕から絹織物までの一貫工程を残す国内唯一の場所であり、その工程を無形の文化遺産として現代に継承する唯一の場所でもあります。このような特徴を持つ松ヶ丘開墾場のある庄内地域は山形県の何市を中心としているでしょうか?

a.米沢
b.酒田
c.鶴岡

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c.鶴岡

Q16.「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」で知られる織田信長ですが、戦上手な一方で文化人の面も有していました。戦うための岐阜城に「魅せる」独創性を加えて、来訪者のための「おもてなし」の空間を作り上げました。信長公の「おもてなし」はとても手厚く堺の茶人、商人である津田宋及のためだけの茶会を開くほどでした。このように「おもてなし」の心を持っていた織田信長が城内に築き上げた宮殿はなんと称されたでしょうか?

a.地上の楽園
b.天上の楽園
c.最上の楽園

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a.地上の楽園

Q17.近世港湾に必要とされた五つの施設は、「常夜燈」、「雁木」、「波止」、「船番所跡」、「焚場跡」です。日本最大級の大きさの常夜燈を有し、五つの施設がまとまって現存する国内唯一の港町はどこでしょうか?

a.山口県下関市
b.大阪府堺市
c.広島県福山市

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c.広島県福山市

Q18.「日本第一」の塩を産した播州赤穗は浅野赤穗藩の初代藩主である浅野長直の開拓によって急激に成長しました。彼の開拓した新式製塩法を何と呼ぶでしょうか?

a.揚浜塩田
b.入浜塩田
c.流下式塩田

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b.入浜塩田

Q19.弥生時代、小松の人々は滝ケ原などで産出される碧玉を原料として玉づくりを開始し、その後も2300年にわたって石の資源を見出してきました。碧玉が当時の王を魅了したのは、日本の人々が権力の象徴として「○」への憧れがあったことが一因とされています。○に入る語句は何でしょうか?

a.緑
b.青
c.赤

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a.緑

Q20.上級貴族である九条家の領地だった日根荘では、16世紀、旱魃(かんばつ)に悩まされました。人々は滝宮(火走神社)で雨乞いを行いましたが、それでも雨が降らないときは犬鳴山七宝龍寺で神事を行いました。今でも続いているその神事は何というでしょうか?

a.おたうえ
b.ごまだき
c.おひたき

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c.おひたき

Q21.和歌山県の湯浅町にある建物は二階の窓、壁を漆喰で囲まれ、虫籠窓や袖壁といった工夫がみられます。また、一階の窓には木製の格子が使われています。このような防火構造は紀州湯浅発祥のあるものの「火入れ」作業に伴って行われたものです。ここで醸造されている調味料は何でしょうか?

a.酢
b.味噌
c.醤油

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c.醤油

Q22.安政元(1854)年に発生した安政津波への対策として、和歌山県広川町では、土盛りの堤防、沖の突堤などの多重防御システムを構築しています。広川町は災害の記憶を繋ぐため石碑を建てるなど防災遺産として息づいています。この安政津波にちなんで、国連で「世界津波の日」が制定されました。それは何月何日でしょうか?

a.12月5日
b.11月5日
c.10月5日

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b.11月5日

Q23.綿やイ草などの換金作物を盛んに生産してきた岡山県倉敷は、年間出荷額一位の「○○のまち」として知られている。○に入る語句は何か。

a.繊維
b.碧玉
c.ワイン

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a.繊維

Q24.忍城の城下町として発展し、多種多様な倉庫が現存する行田は、最盛期には全国シェアの約八割を誇った「○○のまち」である。○に入る語句は何か。

a.手ぬぐい
b.腹巻
c.足袋

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c.足袋

Q25.木工技術者を都へ送ることで庸、調などの税を免れる飛騨工制度は全国で高山でしか行われませんでした。この制度適用の際には、年間約何人の匠工(木工技術者)を都へ派遣したでしょうか?

a.100人
b.1,000人
c.10,000人

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a.100人

Q26.熊本県八代市は古代より石材を活用したまちづくりを行ってきました。明治時代から全国的に石造建築物の需要が高まったなか、八代の石工たちが全国各地で「めがね橋」を架橋させたため、八代は何と呼ばれるようになったでしょうか?

a.石工の郷
b.めがねの郷
c.石の郷

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a.石工の郷

Q27.群馬県館林市は、沼によって人々の文化が育まれた場所である。各沼には特色があり、館林城をぐるりと取り囲む「城沼」は特に「○○」と呼ばれた。○に入る語句は何か。

a.実りの沼
b.祈りの沼
c.守りの沼

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c.守りの沼

Q28.海外の人々による日本のイメージカラーは圧倒的に赤といわれています。それは九谷焼、伊万里焼などの特徴からも見て取れます。これらの工芸品を彩った赤色顔料「弁柄」の産地はどこでしょうか?

a.有田
b.吹屋
c.久谷

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b.吹屋

Q29.栃木県宇都宮市は、採石産業で発展しました。宇都宮で採掘されたのは大谷石で、最盛期には年間89万トンを出荷するほどの勢いを見せました。農村部では田園と大谷石とが一体となった景観が見られ、玄関先ではある願いをこめて石造りの蛙が置かれています。その願いとは何でしょうか?

a.福カエル
b.若ガエル
c.無事カエル

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c.無事カエル

Q30.町全体がさながら木彫刻の美術館ともとれる井波の彫刻は、瑞泉寺の再建から始まった彫刻です。この彫刻はある世界遺産にも彫り込まれていますが、それはどこでしょうか?

a.白川郷・五箇山の合掌造り集落
b.古都京都の文化財
c.琉球王国のグスク及び関連遺産群

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a.白川郷・五箇山の合掌造り集落

Q31.新潟県の十日町市は世界有数の豪雪地帯として知られています。そのため十日町の人々は雪と共生した「ものがたり」を育んできました。「着ものがたり」に該当する、「青苧(あおそ)」を材料とした麻織物にさらなる改良を加えて完成した特産品は何でしょうか?

a.西陣織
b.越後縮
c.大島紬

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b.越後縮

Q32.源頼朝の家来である大久保左馬之祐(おおくぼさまのすけ)が、祈願のため三徳山参詣へ行く途中に見つけた白い狼を逃がしたことから見つかったとされている温泉はどこ?

a.皆生温泉
b.三朝温泉
c.湯原温泉

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b.三朝温泉

Q33.津和野の亀井家14代目当主である亀井玆常(これつね)が栗本里治に製作を依頼して作られたのが「津和野百景図」です。この作品には藩についての絵画と詳細な何が加えられているでしょうか?

a.図表
b.年表
c.解説

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c.解説

Q34.大阪府河内長野市は、都市近郊でありながら、市の七割が山林という自然とのかかわりが深い地域です。この市は、高野街道や河川の合流地点などもあり、たくさんの人が集い、中世文化遺産も多く残されている場所です。特に代表的な二つの寺院とは観心寺とどこでしょうか?

a.金剛寺
b.根来寺
c.四天王寺

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a.金剛寺

Q35.2025年12月現在、認定されている「日本遺産」の数はいくつあるでしょうか?

a.103件
b.104件
c.105件

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b.104件

講評

おつかれさまでした~!
3級・実践問題編】に挑戦してくださって、ありがとうございます。

今回の実践問題は、“本番の空気感”にぐっと近づけた内容にしてみました。

基本問題編・応用問題編よりも問題数を大幅に増やし、35問を30分で解いてもらいました。実際はこの倍の問題数ですが、イメージはできたのではないでしょうか?

難易度は本番と同じになるように調整しました。
作成時に心掛けた事をまとめておきます。

  • 構成に関する工夫
    35問を30分で解答
    三択問題を採用(本番も三択)
    ・150文字以上の長文問題を配置
    ・一見分かりにくい用語にはルビをふる
  • 出題内容に関する工夫
    日本遺産そのものについての問題(1問)
    数字関連の問題(2問)
    ・基本問題編と全く同じ問題(1問)
    ・応用問題編と全く同じ問題(1問)
    ・応用問題編と問題文は同じで、選択肢のみ異なる問題(2問)
    ・ストーリー問題計34問は全て地域型日本遺産からの出題(34問)

この中で3つ抜粋して説明しますね。

まず、日本遺産そのものについての問題を出題しました。【基本問題編】【応用問題編】では意図的に出題していなかった箇所です。

今まで出題しなかった理由は、覚えてもそこまでメリットが無いから。
でも一応【実践問題編】ということで加えてみました。

この手の問題は出題されても2問程度(全体の3%)なので、捨てても良いと個人的には思っています。ただ、難しくは無いので、試験当日の朝などに一読しておきましょう。

また、【基本問題編】【応用問題編】で解いた問題をあえて再出題しました。これは「日本遺産検定は過去問が出題される」という特徴を反映したものです。

「この問題、以前にも解かなかったっけ?」と思った方は知識の定着が完璧にできている証拠です。

日本遺産検定は、「問題文も選択肢も過去問と同じ問題」と「問題文は同じだが、選択肢だけ微妙に違う問題」のどちらも出題される傾向にあります。この傾向を踏まえたうえでの出題でした。

最後に、これは全35問の形式だからできた事ではありますが、地域型の日本遺産をすべて出題しました。解答中に気づいた人いたら天才ですね笑。

地域型の日本遺産34件と日本遺産そのものの問題1問という構成にしました。

これは、自分の苦手分野が地域型かシリアル型のどちらかを判別しやすいようにあえて偏らせてみました。【応用問題編】でいい点数が取れていたのに、今回ミスが多かった方は地域型が苦手。逆もまた然りです。

解答解説はこちらから

記事の文字数が多くなりすぎてしまったため、解答解説編は別記事にまとめています

解答解説編では、

・なぜその選択肢が正解なのか
・そのストーリーの他に覚える箇所
・捨てる問題とそうでない問題

など、理解を深めるためのポイントを詳しく解説しています。

点数アップにつながる“気づき”が必ずあるはずです。
続けて、解説編もチェックしてみてください。

日本遺産検定3級・実践問題編(解答解説)

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